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ビジュアライゼーションがカッコ良すぎるサイバー攻撃可視化ツールDAEDALUS(ダイダロス)

情報通信研究機構(NICT)がInterop Tokyo 2012で動態展示した対サイバー攻撃アラートシステム「DAEDALUS(ダイダロス)」のビジュアルがあまりにもカッコ良いので紹介します。

20120606J-04

このビジュアルは、「中央の球状で表現されたインターネットから、周囲を飛来するリング状の観測対象組織(nicterダークネット観測センサ設置組織)のダークネットに向かってパケットが飛来している様子」を可視化したもの、とのこと。

DAEDALUS(ダイダロス)は、組織内ネットワークにおけるマルウェア感染などを迅速に検知して警告を発行する対サイバー攻撃アラートシステムです。民間企業クルウィットに技術移転して商用アラートサービス「SiteVisor」として提供していくとのことです。

ビデオニュースサイト「DigiInfo TV」の取材映像がYouTubeに上がっています。

中心にある球形がインターネット、その周囲の複数のサークルが観測中のネットワーク群です。DAEDALUS(ダイダロス)がこの組織内のマルウェア感染活動、組織内から組織外への感染活動、組織外から受けるDoS攻撃の跳ね返り(バックスキャッタ)などを観測するとアラートを発します。

特に、「USBメモリやメールの添付ファイルによるマルウェア感染やゼロデイ攻撃により組織の内外から境界防御を突破される事象が多発している」ことから、境界防御(ファイアウォールなど)と併用することで組織内ネットワークのセキュリティをより向上できるとしています。

NICTが研究を進めていた「使われていない日本中の19万のIPアドレスを観測する」“大規模ダークネット観測網”nicter(ニクター)を活用したシステムだそうです。面白いのは、組織内部の観測(条件は「nicterダークネット観測センサの設置」です)はもちろん、組織外部からもある程度は攻撃の様子が観測可能なことです。

技術的にも興味深いですが、こういうビジュアルを見ていると、音楽や効果音もこだわって……できれば「攻殻機動隊」の川井憲次氏を起用して……的な方向に発想が進んでしまいます。

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