AndroidをめぐるOracleの対Google訴訟について考える:講演資料
9月6日、日本Androidの会の定例会で、表記のタイトルで講演しました。講演資料を、本Blogにポストしておきます。
AndroidをめぐるOracleの対Google訴訟を考える
講演では、「考える」という側面を強調し、最後に「今一番すべきことは、FUDから身を守ること」というメッセージを配置しました。
今、Androidに取り組んでいる人々に、この訴訟の影響が及ぶことは考えにくい。むしろ、デマ情報、公平さを欠く情報の流通に警戒しなければなりません。
定例会での講演の機会を与えて頂いた日本Androidの会のみなさん、また意見を交換していただいた皆さん、ありがとうございました。
以下に、講演の材料となった当Blogのエントリを挙げておきます。
- Oracleが「AndroidはJavaの知的所有権を侵害」とGoogleを訴える
- Googleを訴えたOracleの主張は「AndroidはJavaと競合する」! 本当にそうだろうか?
- Oracleの対Google訴訟、Googleは公式声明で反論、Javaの父James GoslingはBlogで嘆く
- Oracleの対Google訴訟にJavaの父Gosling氏が2度目のコメント、「Googleは自由を求め、互換性に注意を払わなかった」
- Java対Android訴訟、Oracle側の弁護士は司法省対Microsoft裁判で名高いDavid Boies氏、同氏はかつてSCO側弁護士も務めた
- JRuby開発者Charles NutterがOracleの対Google訴訟を考察、「心配するな。特許は大した内容じゃないし、OracleにはAndroidを潰す動機はない」
- Oracleの対Google訴訟のため今年のJavaOneではGoogle勢は欠席、「非常に残念」とJoshua Bloch
- Androidは、単なるJavaクローンではない
追記:
この講演のTwitter中継や感想を、何人かの方に書いて頂いています。
- 2010/09/06(月) OracleのAndroid訴訟(当日の講演者のお一人、日本電子出版協会副会長 下川和男さんのBlog)
- 「日本Androidの会 2010年9月のイベント」に参加:本を読む(詳細な講演メモ)
- togetter: 日本Androidの会9月定例会( @roishi2j2
さんによるTwtiier中継のログ)
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