JavaOne2007でErlang、Ruby、Java FX Scriptの話を聞く
# これはコモンズ・メディアBlogのコピーです。
→ http://www.commonsmedia.jp/leaf/20
サンフランシスコで5月8日から開催のJavaOne2007を取材中です。
今、1日目が終わったところです。
JavaOneは、推定2万人以上の参加者が集まるイベントで、Java、いやソフトウエア開発に関するイベントとしては世界最大級です。1996年の第1回開催から数えて、サンフランシスコでは12回目の開催です。
では、内容はおおむね予測可能で、びっくりするような事はないだろう・・・と思っていたら、様子が違います。
同社のWebテクノロジー・ディレクタTim Bray氏は「(エリクソンが開発した)Erlangのような並列処理の機能を、RubyやJavaのような『普通の』言語にも取り入れることを検討している」と語ってくれました。
JRubyの開発チームであるCharles NutterとThomas Eneboは、「Ruby処理系のテスト・ツールはまだ整備が必要。自分たちで作ったテスト・ツールを公開してもいいと考えている」と話してくれました。そうそう、JRuby1.0は、6月のRubyKaigiまでにはリリースできるとのことです。
そして、Sun Microsystemsは、携帯電話や情報家電向けの新技術「Java FX」を発表。
Java FXの内容は、Java SEの上に携帯電話に必要なソフトウエア・スイート一式を搭載したJava FX Mobile(Sunが買収したSavaJe Technologies社の製品を元にしたもの)と、携帯電話やWebコンテンツのユーザー・インタフェース開発向けの新スクリプト言語「Java FX Script」から構成します。
Java FX Scriptは、静的な型付けと、インクリメンタルな評価機構を備え、Java APIを直接呼び出せるスクリプト言語です。
今になって新しいスクリプト言語が出てくるとは思いませんでした。特に、動的言語がメインスリームになりつつある今、あえて「静的」な点が、実行性能にこだわるJames Goslingらしい発想です。
そう言いつつも、Sun社内の各種プロジェクトでは、JRubyへの対応が進んでいます。
Javaの最先端は、もうJavaではないのです。
追記:「実行性能にこだわるJames Goslingらしい発想です。」
と書きましたが、その後Gosling本人のコメントによれば「Java FX Scriptの開発は、100% Chris Oliverの仕事だよ。私は調整役のようなものだ」とのことです。


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