Ajax Experienceレポート(3日目):JavaScriptの作者が登場
Ajax Experience3日目。昼のキーノートは、JavaScript言語を作ったBrendan Eich(Mozilla Corp.)。来年(2007年)前半にも実装が登場する見込みのJavaScript2(JS2)の言語仕様を説明するという、直球ど真ん中の講演でした。
* * *
「JavaScript2は、JavaScript1とはかなり異なる言語になる」とのことです。
以下、写真レポートです。
JavaScriptの作者、Brendan Eich(Mozilla Corp.)。
O'ReillyのJavaScript本の売れ行きはAJAXブームのおかげで121%成長。
ブロック。
Package。
Iterator。
Decimal演算。
2007年第1四半期にはECMAScript Edition4が確定する。その直後にJavaScript2の実装がリリースされる見込み。
4年も経てばJavaScript1はJavaScript2に置き換わる。より強力な言語になったJavaScript2がWebの未来を作る、と宣言。
* * *
Ajaxとは、プログラマから見ればJavaScriptとDHTMLをめぐるハッキング・テクニックである、というのが今回のカンファレンスの論調でした。
Ajaxブームの結果として、JavaScript上のフレームワーク群が、この1年の間に続々と登場しています。驚くべきスピードです。
そのプラットフォームであるプログラミング言語JavaScriptもまた地道に進化しているということを忘れないでくれよ、という感じのキーノートでした。
The comments to this entry are closed.
Comments